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妙高森林セラピーNET
森林セラピーの流れ
森林セラピーでは、五感を通して ”森林を体験”していただきます。
森林と ”接する”または ”触れ合う”ことにより起こる主観的で内的な体験は、
われわれの心身の健康に大きく働きかけます。
森林の持つ自然のエネルギーを存分に引き出し、
多くの人々に体験していただけるプログラムを提供することが、
森林セラピーの本質であると言えます。
■森林セラピーの対象者
森林セラピーでは、健康の維持・増進を目指します。したがって、森林セラピーの対象者は基本的には未病の人になります。【未病とは東洋医学において、検査を受けても異常が見つからず病気と診断されないが、健康ともいえない状態。放置すると病気になるだろうと予測される状態をいう場合が多い。<大辞泉>】
したがって、何らかの病気を持ち治療中の方については、医師の指示が必要となります。それらを前提にして下記の症状、目的の方々に森林セラピーはお勧めできます。
・毎日の仕事で疲れが溜まり、ストレスが溜まっているので心身共にリフレッシュしたい。
・毎日が忙しく生活のリズムが乱れているので自然なリズムの生活に戻したい。
・都会の雑踏から離れ、自然や温泉で心身を癒したい。
・日ごろ運動不足なので自然の中で体を動かしてリフレッシュしたい。
・ただ見るだけの観光ではなく、五感を使って森の中を歩きたい。
・地方の自然と食事、温泉などを楽しんで癒されたい。 など
■森林セラピーの流れ
森林セラピーではプログラムを始める前に、まずインテーク面接を行います。インテークとは受理面接、または初回面接とも言い、クライアントの情報や健康状態、今回の目的などを聞き個人のニーズを把握します。そうすることによって森林セラピー基地の特色を生かし、一人一人に合ったプログラムメニューを作ります。また、プログラム終了後にも終了面接を行い、日常生活に戻っても活かせるような方法を一緒に考えます。(★インテーク面接などで得た個人情報は森林セラピーのみに利用し決して外には洩らしません。森林セラピストは守秘義務を負っています。)
団体の場合は多くとも5人程度のグループに分け、グループでインテークを行い、最も共通するニーズについてプログラムを作成します。
■プログラムの作成
森林セラピーでは、森林安息と森林散歩を必須プログラムとして考えています。
森林安息とは目的的に何かを行うのではなく、森林にあるがままに身をゆだね何もせずに横になることで、日常生活のしがらみを断ち切り、ゆっくりと日常生活のスイッチをオフにします。
森林散歩は、森林セラピーの柱となるもので森林浴をしながら五感をフルに解放して森の中を歩くことで
森林の景色や香り、自然の音などが都会の喧騒を忘れさせストレスフルな日常から解放します。
このような、必須プログラムを基本に、クライアントの健康状況やストレスの度合い、ニーズに応じて選択プログラムを作成していきます。
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